慶応、9年ぶり9度目のセンバツ切符 森林監督「喜び分かち合いたい」
第90回選抜高校野球大会(3月23日から13日間、甲子園球場)の出場36校を決める選考委員会が26日、大阪市内で行われ、慶応(神奈川)が2009年以来、9年ぶり9度目の出場を決めた。
森林貴彦監督(44)にとっては15年秋に就任後、初の聖地となる。現在も小学校(慶応幼稚舎)で教諭を続けながら指揮を執る異色の将だ。
森林監督は「部員、スタッフ、保護者、OB。支えてくださった皆さまの思いが結実した。選ばれたことの喜びを分かち合いたい」と心境を語った。そして「大会で頂点を目指すのは当然。日本一という目標を掲げていまして、挑戦する権利を得られた。チャンスをしっかり生かしたい」と抱負。「チームとしては未熟。やることがいっぱいあります。これから努力を積み重ねてまいります」とはっきりとした口調で語り先を見据えた。