ロッテ・ボルシンガー 来日直前にダルビッシュとキャッチボール「怖かった」
ロッテの新外国人、マイク・ボルシンガー投手(29)が27日、成田空港着のアメリカン航空機で来日した。
右腕の先発タイプで、今季はブルージェイズでプレーして11試合、0勝3敗、防御率6・31だった。メジャー通算では48試合に登板し8勝19敗、防御率4・92。昨季、3Aバッファローズで16試合に投げて4勝2敗、防御率1・70だった。
推定年俸は80万ドルで1年契約。
オフは米国・ダラスでトレーニングを積んできた。来日直前、そのダラスの街でダルビッシュ有と偶然出会って、近くの高校の体育館でキャッチボールをしたという。
「怖かったよ。ボールが動くんだ。こわごわと取った」と振り返ったが、そのダルビッシュからは「いいカーブを持っている。このカーブを生かして(日本で)頑張って」と激励されたという。
イチローにはサイン入りのユニホームをお願いしたこともあり、前田健太とはドジャース時代にロッカーが隣だったとか。
「日本人と交流があり初めての感じがしない」。球種は真っすぐ、カーブ、スライダー、ツーシームが持ち球で、「チェンジアップは習得中」という。
「ブルペンにも3日入ってきた」と最後を力強く締めた。