ロッテ新外国人ドミンゲス、ファーストミットも持参で来日 目標は「70打点以上」
ロッテの新外国人、マット・ドミンゲス内野手(28)が27日、成田空港着のアメリカン航空機で来日した。
身長・188センチ、体重・89キロで右投げ右打ちの強打者で、ロッテ待望の主砲候補だ。
推定年俸は80万ドル(約8700万円、1ドル108・69円で換算)で1年契約。
米国出身のドミンゲスはメジャー通算5年で42本塁打、152打点を挙げている。昨季はレッドソックス傘下の3Aポータケットに所属し16本塁打、打率・264、67打点の成績だった。
「日本に来れてうれしい。興奮しているよ」と切り出したドミンゲスだが、もちろん自分の役割を分かっている。
バリバリの4番候補だ。「打点を挙げたい。70打点以上を目指したい。もっと増えるかもしれないが」
日本野球を研究してきた。「どのカウントでも変化球を投げてくる。体で体験したい」と意欲を見せた。
遊撃、三塁がメインだが、「(井口)監督の方針で一塁もありそうだ」とファーストミットも持ってきた。
「ファンの皆さんに喜んでもらえるようなプレーをしたい」
ファンが喜ぶ。それは豪快な一発。昨季はパラデスとダフィーの不振に泣いただけに、ドミンゲスにかかる期待は大きい。