オリ勇者魂受け継ぐ 新キャッチフレーズは「BRAVE SPIRIT 勇猛果敢」
オリックスは28日、大阪市内のホテルで今季のキャッチフレーズが『BRAVE SPIRIT 勇猛果敢』に決まったと発表した。
オリックスの前身である阪急時代のチーム名・ブレーブスを思い起こさせる“ブレーブ”の文字。イベントに参加した選手会長のT-岡田外野手(29)は「チームにとって足りない部分。勝つために必要なものだと思う。選手一人一人がしっかり見せていけたら試合に勝てる」と勇者魂の継承を口にした。
阪急は75年から3年連続日本一に輝くなど、黄金時代を築いた。対してオリックスは95、96年の連覇を最後に優勝から遠ざかっており、21世紀に入って12球団で唯一、日本シリーズを経験していないチームとなった。
「気持ちを前面に出して行く選手がウチには少ない。ソフトバンクは全員が戦っている。相手でも気迫を感じる。そういうところを出せれば、周りも引っ張られる。弱気にならず、堂々とプレーすることだと思います」と自らがけん引する姿勢を見せた。安達も「勝つことだけを考えてやるということだと思う」と応じた。
22年ぶりの優勝へ向けて、なりふり構っていられない。最強を誇った伝説のチーム、その魂を受け継ぐことで、栄冠を手にしてみせる。