青木宣親がヤクルト電撃復帰 7年ぶり古巣へ

 メッツからFAになっていた青木宣親外野手(36)が、ヤクルトに電撃復帰することが29日、確定的となった。青木と代理人のバレロ氏は当初、メジャー残留を基本線にしていたが、このオフはメジャートップクラスの選手でもなかなか契約がまとまらないほど市場が停滞。さらに交渉が長引く可能性もあり、青木サイドはヤクルトが常時、復帰の門戸を開いてくれていたこともあって、7年ぶりの古巣復帰を決断したもようだ。

 昨季の青木は3月のWBCに出場し、準決勝進出に貢献。メジャーが開幕すると、アストロズの一員として6月11日のエンゼルス戦で日米通算2000安打を達成した。

 ただ、その後は波乱が待ち受けていた。7月31日に後にワールドチャンピオンに輝くことになるア軍から、最下位のブルージェイズにトレード移籍。インフルエンザにかかった影響もあって12試合の出場にとどまると、8月末には戦力外通告を受けた。それでも9月にメッツに移籍すると、27試合で打率・284と存在感を見せていた。

 5日に36歳を迎えたが、まだまだ動ける、働けるところを日本のファンに見せるため、古巣復帰を決断したもよう。最下位からの巻き返しを図るヤクルトにとっては願ってもない補強。青木の存在がチームに大きな刺激を与えるのは間違いない。

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