涌井がロッテと契約完了 2月1日キャンプインからチームに参加
ロッテは30日、FA権を行使していた涌井秀章投手と29日に交渉を行い、契約が完了したと発表した。涌井はこの日、チーム便で春季キャンプの石垣島に入り、2月1日からキャンプに参加する。
涌井は球団を通じ「昨晩、契約を行いました。FA宣言をした時から日本のキャンプインまでには結論を出すと決めてました。決断の時期に差し掛かり、愛着のあるマリーンズで、現役時代からお世話になった井口監督を胴上げするために投げたいという気持ちが強くなりました。契約が完了した今はマリーンズのことだけを考えています」などのコメントを発表した。
涌井は05年にドラフト1巡目で西武に入団。国内FA権を行使して14年からロッテでプレー。07年、09年、15年に最多勝に輝き、09年には沢村賞を受賞した。オフにFA権を行使し米大リーグ移籍を目指したが、満足のいくオファーが得られなかった。当初から国内で移籍する考えはないとしていた。