日本ハム・清宮、一部別メニュースタートへ 右手親指に痛み抱え
ドラフト1位・清宮幸太郎内野手(早実)が31日(日本時間2月1日)、米アリゾナ州スコッツデールの1軍キャンプ地で行われた全体ミーティングに参加。栗山英樹監督から“大谷ロード”を歩むように激励された。
「大きな夢を描いて、志を持ってプロに入ってきて。一つ一つのものが将来、大きく花開いてくれればそれでいいと思うし。最初はうまくいかないこともいっぱいあるだろうけど、翔平(大谷)だってそうだったし。なるべく早く彼がやりたいことをできるように、私たちは目いっぱい手伝っていくだけです」
右手親指に痛みを抱え、2月1日のキャンプインは一部別メニューでのスタートが濃厚だ。打撃練習を満足にできないのはもどかしく、悔しい。それでも、今できることを積み重ねていけば、やがて大きな力になる。エンゼルスに入団した大谷が、いいお手本だ。
清宮は「どうやったら一番いいかたちでシーズンに入れるか。そこだけを考えてやってていきたいです」と気持ちを新たにした。さあ、球春が到来する。高校通算111本塁打を誇る怪物の船出だ。