DeNA大和「遊撃」も ラミレス監督、高い守備力生かすオプション着手

シートノックで遊撃の位置に入り二塁・倉本(右)と連携を見せるDeNA・大和=沖縄・宜野湾
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 「DeNA春季キャンプ」(2日、宜野湾)

 “セ界最高”の守備力をフル活用だ。DeNA・大和内野手(30)が2日、シートノックで遊撃に入り、二塁に就いた倉本寿彦内野手(27)とのコンビを初披露。アレックス・ラミレス監督(43)は「二塁・大和」が基本線としながら、高い守備力を生かすオプションに着手した。

 指揮官が決断に踏み切った。午前中のシートノック。大和が遊撃の位置に就くと、昨季は遊撃でフルイニング出場の倉本が初体験となる二塁へと回った。

 大和を「ウチのチームでもリーグでも、一番の守備力を誇っている」と評するラミレス監督。その上で「勝つために何がベストかを見定めている。いろいろな可能性を試している」と説明した。

 これに大和は「ポジションにこだわりはないし試合に出ることが重要」と自信を示す。二塁経験のない倉本に「教えられるところは教えたいし自分が補える部分もある」と最大限のバックアップで連係を深める構え。“達人”大和の加入でさらにチーム力向上が図られている。

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