ヤクルト・宮本コーチ「見せた方がイメージしやすい」遊撃手育成へ実演指導

 「ヤクルト春季キャンプ」(2日、浦添)

 ヤクルト・宮本慎也ヘッドコーチ(47)が2日、自身の系譜を継ぐ遊撃手育成へ、実演指導を行った。早出練習に参加した5年目の西浦とドラフト6位・宮本(奈良学園大)のノックに交じり約20分、ゴールデングラブ賞に10度輝いた技を披露した。

 2人とも送球時に体が突っ込み、特に西浦は投げ方が窮屈になってボールが弱くなる点が課題。やや体を上向きにすることを意識しながら、緩い球を投げる練習法を伝授した。「10本ぐらいでオレがキャンプをリタイアしちゃう」と苦笑しつつ「見せた方がイメージしやすいかなと思って」と狙いを説明した。

 西浦が「一つ一つ丁寧に説明してくれて分かりやすい。無意識にできるように、自分の形にしていきたい」と話せば、宮本も「聞いたことがないことばかりだった」と感激。最下位に沈んだ昨季は遊撃を固定できなかった。宮本ヘッドが厳格な“鬼軍曹”としての顔だけでなく、自らも汗を流して名手を作り上げ、チーム再建を助ける。

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