巨人・長野VS陽 右翼争奪!今キャンプ初シートで勃発
「巨人春季キャンプ」(3日、宮崎)
巨人の長野正義外野手(33)、陽岱鋼外野手(31)による“右翼争奪戦”が3日、勃発した。
実績のある2人だが、レギュラーは確約されていない。今キャンプ初のシートノックでは両者を右翼の守備に就かせ、競争心をあおった。「(ショートの)坂本以外はどこを守るかまだ決めてない。まあ、競争と言ってますから」。坂本勇、マギー、ゲレーロ以外はレギュラー白紙を訴える高橋監督が整然と話した。
昨季は全て中堅で87試合に出場した陽岱鋼の右翼コンバートで、この日は空いた中堅に重信、若林が就いた。陽岱鋼は「アピールしないといけない。勝ち取るつもりでやっていく」と日本ハム時代の2011年以来となる右翼での定位置取りへ意欲。昨季右翼のレギュラーを務めた長野も打球を必死に追い、懸命なバックホームを見せるなど、し烈なアピール合戦を繰り広げた。
4年ぶりのV奪回に燃える高橋監督は「チャンスは全員にある」とレギュラー争いを歓迎。キャンプ、オープン戦での結果を見極め右翼レギュラーの決断を下す。