中日・松坂にスロー調整プラン 2・24OP戦以降に打撃投手、実戦へ
「中日春季キャンプ」(4日、北谷)
中日の松坂大輔投手(37)が4日、今後のスロー調整プランを明かした。今キャンプ2度目のブルペン入りを5日に予定する右腕は、オープン戦が始まる2月24日の日本ハム戦(北谷)以降に打撃投手を務めてから実戦に向かう考えだ。
「(打撃投手は)オープン戦が始まってからもできると聞いているので、そんなに早く入る必要もない」と松坂。捕手を座らせ、打者を立たせ、それから登板。段階をクリアしてから実戦登板の運びとなる。
森監督は「いつ(捕手が)座り出すとか、投手コーチに1度(フリー)打撃に投げさせてくださいと言ってくるのか。全部本人が決めれば良いこと」と調整を一任している。首脳陣の配慮を踏まえつつ、スローペースを示唆した格好だ。
5日のブルペンでは3大テーマを意識する。「リズム、タイミング、バランス。しっかり合えば、腕を振るということを考えなくていい」。再びマウンドで怪物ぶりを発揮する日まで、ゆっくりと、確実にギアを上げていく。