ソフトバンクは第3捕手が弱点?達川ヘッド危機感…若手は「まだまだじゃ」
「ソフトバンク春季キャンプ」(4日、宮崎)
ソフトバンクの達川光男ヘッドコーチ(62)が4日、連続日本一に危機感を募らせた。第1クールを終えて、シーズンを戦う鍵に挙げる「第3捕手」の不在を強調。主力主体のA組に抜てきした栗原と九鬼の若手捕手の実力不足も指摘した。
サブ球場での2人の特守に足を運んだものの、数分でその場を離れた。「(栗原と九鬼は)まだまだじゃ。仮免許も与えられんわ。何万球と捕らんとキャッチングもうまくならん」。昨季は甲斐と高谷を併用。第3捕手には鶴岡が控えていたが、FA移籍で去った。
高校時代に3カ月ほど捕手経験があるというB組野手の曽根に「おまえ、キャッチャーやらんか?野手よりチャンスがあるかもしれんぞ」と真剣に声を掛けた達川ヘッド。チームの唯一ともいえる弱点を、開幕までになりふり構わぬ姿勢でつぶす。