ヤクルト・雄平&坂口一塁転向も 青木復帰で外野枠縮小
「ヤクルト春季キャンプ」(5日、浦添)
ヤクルトは5日、青木宣親外野手(36)の復帰を受けて、レギュラーだった雄平(33)、坂口智隆(33)両外野手の一塁コンバート案が浮上してくるのが必至の情勢となった。
外野の2枠がバレンティンと青木で埋まる。昨季136試合に出場した坂口か、故障から復帰した雄平のどちらかがあぶれる。小川監督は「今のところコンバートは考えていない。みんなが考えてるほど一塁は簡単じゃない。一塁は畠山がいるし」と思案中だ。
キャンプ直前、バレンティンから一塁転向を直訴された指揮官は「適性なし」と却下。それでも、この日の練習中には目の前を通り過ぎようとした坂口に「内野をやったことがあるのか?」と聴取。青木絡みの話だと分かった坂口は「何でも、やります」と柔軟な姿勢を見せた。
雄平も「やれと言われればやります。チャンスは多い方が良いに決まってる」と試合出場へ貪欲だ。故障上がりの畠山は状態が不透明なだけに、坂口か雄平の一塁転向案がいずれ本格化する可能性は否定できない。