中日・松坂、全球種見せた!2度目のブルペン入り
「中日春季キャンプ」(5日、北谷)
中日・松坂大輔投手(37)は第1クール最終日の5日、2度目のブルペン入りした。立ち投げ43球の後、初めて捕手を座らせ13球。変化球もカーブ、スライダー、チェンジアップ、シュートなど全球種を初披露した。
「無駄な力が入ってあまり良くなかった。第2クールも2回くらいブルペンに入り、ミスを減らしたい」。力の入れ具合は前回同様で7割程度。傾斜を使って低めに集めることに集中した。
第1クールの仕上げとしては上々の投球練習。西武時代からよく知る友利国際渉外担当は「壊した時の悪い癖を丁寧にそぎ落としながら組み立てている段階。前に進んでいるのは間違いない。順調に来ている」と納得顔。背番号99が日々、かつての輝きを取り戻すべく、その歩みを止めることはない。