ヤクルト青木 入団会見で 後輩山田に“ダメ出し”
「ヤクルト春季キャンプ」(6日、浦添)
メッツをFAとなり、7年ぶりにヤクルトに復帰した青木宣親外野手(36)が、沖縄県那覇市のホテルで入団会見に臨んだ。ヤクルトでの初優勝を目指すと同時に、チームの顔となった山田のさらなる成長をアシストすることを宣言した。
「ポスティングで出て行った自分を温かく迎えてくれる球団を本当に愛している。自分のやり残したことは、ヤクルトで優勝すること」とチーム愛を強調した青木。新たな役割には、教育係もある。「山田自身が才能に気付いていない。もっとやれる」と自身の背番号を受け継いだ後輩に“ダメ出し”。「内面が変われば、もっとすごい選手になる」と変化を求めた。
会見前には室内練習場で約1時間の自主練習。ティーとマシン打撃で計115スイングし、快音を響かせた。小川監督は「明日からすぐ本隊というふうには考えていない。コンディショニングが優先」とVIP調整を容認。青木が全身全霊を傾け、チーム再建の起爆剤となる