喫煙で出場停止の西武・今井「過去は変えられない。プレーで返すしか」【一問一答】
19歳の未成年で喫煙し球団から厳重注意と4月30日までの対外試合出場停止処分を受けた西武・今井達也投手が7日、高知・春野での2軍主体のキャンプに参加。練習ではユニホームの着用禁止を指示されており、この日はウインドブレーカー姿。自身の口から謝罪の思いと今後の野球生活への気持ちを語った。以下は今井の一問一答。
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-今キャンプのここまでは。
「(ブルペンは)まだ入っていないです。(昨年痛めた右肩は)大丈夫です。投球に関してはサードスローとか、遠投を中心にやっていて、まだ気温も低いので」
-昨年から体幹を意識したフォームに取り組んでいた。
「まだ完成形とまではいかないですけど、投げることに関して、まだ1球1球がバラバラなこともあるので。全球を同じ良いフォームで、と。ベストの形で毎球毎球いかないと。自分の中で納得できるボールを投げられる確率を高くしていかないといけない。そうしないと1軍でも通用しないと思うので。今は確率を高めるために体幹の強さであったり、下半身の強さであったりとかに重点を置いて取り組んでいる感じです」
-今回が2年目の春季キャンプ。新人だった昨年と比べると。
「去年と違って(練習の流れが)分かっている状態なので、決められたメニューの後に、課題練習や自主的な練習に取り組んでいく時間も、どんどん自分から作っていかないといけない」
-オフはロッテの岡田と自主トレも。
「ピッチャーが自分しかいなかったので、投げ込みは少し。でも、肩の痛みとかは全くないので」
-自身の喫煙問題が公に。そんな中、今日もファンから励ましの声があった。
「そうですよね…、はい。やっぱり自分が起こしたものを…。こうやって球場まで足を運んでいただいて、『頑張って』とか声をかけていただくファンの方々もいるので、これからまたプロ野球選手として、野球に対する考え方とか姿勢、取り組み方をもう一度、自分の中で見直して。過去のことはもう変えられないので。だけど、これから先のことなら自分次第で(プラスへ)いけると思う。チームのスタッフの方、選手の方にもたくさん迷惑をかけてしまったので返すというか、プレーでやるしかないと思う。1軍で活躍する姿を早く見せられたらなと思います」