巨人高橋監督 ヤングG躍動も満足せず「まだまだ良くなってほしい」
「巨人紅白戦、紅組5-6白組」(9日、KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎)
高橋由伸監督が、3安打の吉川尚を評価。期待をかける正二塁手候補の活躍に「結果が出たのでそれは良かったと思います」とうなずいた。
ただ、実戦は始まったばかり。「1試合とか短い期間ではなく、それを継続しなくちゃいけない。これからレギュラーを取ろうとする選手は、いい結果をより長く続けていかないといけない」と、さらなるアピールを求めた。
実戦初戦となった紅白戦は坂本勇や外国人などレギュラークラスは欠場。若手中心にオーダーを組んだ。出場したルーキー5選手のうち、適時打を放った岸田ら4選手に安打が飛び出した。
試合を通して、捕手の後方にネットを置いた特設席から観戦。ワンプレーごとにメモを取りながら、選手の動きを確認した。走塁、打撃で野手陣の積極性が光ったが「今日は全体的に良かったと思いますが、まだまだ良くなってほしい」と、満足する様子は見られなかった。