元大リーガーの小宮山悟氏 大谷翔平に打席での死球よけアドバイス
元大リーガーで野球評論家の小宮山悟氏が16日、都内で行われたスポーツ・チャンネル「DAZN(ダゾーン)」の「2018年放映スポーツコンテンツ発表会」にゲスト参加し、メジャーリーグのデビューを目前にした大谷翔平(エンゼルス)に打席での秘策をアドバイスした。
小宮山氏は大谷について「ものが違う。今まで日本の野球界で彼くらいのレベルの選手はいなかったと言っても過言でない。同じ野球人として身体能力はうらやましい限り。ワクワクしている」と期待を込めつつ、今後の不安点を挙げた。
危惧するのは、打者・大谷に対する相手投手の攻め方が日米で大きく変わるという点だった。小宮山氏は「日本では『球界の宝』である大谷選手に対して、投手も遠慮して、際どいところに投げてこなかった。だが米国では間違いなく(体に近い内角に)がんがん来る。腕に当たると投手として投げられなくなるから、(チーム首脳陣から)もう打席に入るなという話になる。だから、ボールをよける練習をして欲しい」とアドバイスした。
いかに致命的な死球を避けるか-。大谷ウォッチャーにとって、投打だけでなく、打席での反射神経や身のこなしも新たな見どころとなりそうだ。