ヤクルト・山田、豪快弾 侍・稲葉監督も復調に太鼓判「今年は順調」

 「練習試合、ヤクルト5-2DeNA」(18日、浦添市民球場)

 ヤクルト・山田哲人内野手(25)が18日、DeNAとの練習試合を視察した侍ジャパン・稲葉監督の前で、復活を確信させる豪快弾を放った。初回1死一塁から138キロの直球を捉える先制2ランを中堅左に運んだ。

 WBCに出場した昨年より「今年の方が早く仕上がっている」という充実ぶり。新体制での猛練習もあって「今まで感覚でやっていたのが、理論的にできるようになってきた」と新たな打撃の境地をつかみつつある。

 稲葉監督も「非常にいいホームラン。今年は順調」と太鼓判。「東京五輪までには本来の姿に戻って欲しいと、本人にも伝えた」と明かした。10日の紅白戦に続く一発。チームの顔は「完璧を求めているので。上限を決めないでやっていきたい」と貪欲だった。

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