ハマスタが改修後初お披露目 観客席はブルーに統一 ベンチも拡張
DeNAの本拠地である横浜スタジアムは1日、拡張されたダッグアウトや張り替えられた新しい人工芝、ブルー一色となった観客席の改修を終え、報道陣へと公開した。
ダッグアウトはDeNA選手会の要望も受け、従来よりグラウンド寄りに拡張され、最前列にハイチェアを設置するスタイルとなった。場内の座席は8402席をオレンジからブルーに変更し、ボックス席などの一部を除く座席がチームカラーに統一された。
岡村球団社長は「360度横浜ブルーとなり、一層ファンのみなさまに応援していただく原動力になると期待している」と話した。
また、一、三塁側の内野席最前列に約5メートルの防球ネットを設置。女性を含めた新たなファン層が増加している現状もあり、岡村球団社長は「いろいろな声があるのは承知しているが、安全、安心を重視した」と説明した。
選手会長の三上は「ベンチが広くなることでリラックス効果が得られ、グラウンド上にせり出した形で選手全員が試合に集中して臨める。人工芝も機能性に優れ、今まで以上にアグレッシブなプレーをファンに見ていただき、喜んでいただければ」とコメントした。
今回の大規模な増築および改修工事は、2020年2月の完成へ向け、今後も段階的に行われていく。