オリックス・宗 16年ぶり2戦連続先頭弾 今度はランニング弾!中堅獲りアピール

 「オープン戦、オリックス3-4DeNA」(4日・ほっともっとフィールド神戸)

 『1番・センター』獲りを目指すオリックス・宗佑磨内野手がド派手にアピールだ。

 1点を追う初回先頭。1ボールから熊原の変化球を捉え三塁線を破ると、打球は左翼ファウルグラウンドまで転がる。これを相手左翼の佐野が処理を誤る間に一気にホームへ滑り込み、ランニング本塁打。3日に続く2試合連続先頭打者本塁打となった。オープン戦でのランニング本塁打は2012年の阪神・ブラゼル以来、6年ぶりとなり、2戦連続先頭打者弾は2002年の巨人・清水以来16年ぶりという珍記録となった。

 これだけでは終わらない。七回には左腕・砂田のスライダーを右翼線二塁打。三進後は小田の二ゴロでスタートよく生還した。

 「ランニング本塁打?ラッキーでした。手応えはなくはないですけど、やるべきことをやっているだけ。集中してできている結果だと思います」

 四回の守備では中継へ悪送球するミス。外野転向12日目。勉強することはまだまだ多い。それでも福良監督は「しっかり結果を出してくれている。ここにいる中では抜けている」と高評価する。

 横浜隼人3年時に右膝を骨折。プロ入り後は満足に練習もできなかった。プロ4年目。「絶対に定位置獲ります。やるしかない」と気合を入れる。この勢いならレギュラーまで一気に駆け抜けそうだ。

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