BC栃木入団の村田、松坂にエール「松坂がやれば松坂世代という名前で終われる」
昨オフに巨人から戦力外通告を受け、独立リーグのBCリーグ栃木への入団が決まった村田修一内野手(37)が5日、神奈川県内の自宅で取材に応じた。通算1865安打のバットマンは、シーズン中のNPB復帰を熱望。また同級生の中日・松坂へエールを送った。
「大輔は、そういう場所(NPB)に残って野球をできます。1球でも多く投げてほしい。1人でも多くのバッターを打ち取ってもらいたい。ボクの励みにもなります」
共通するのは、新天地で戦う覚悟。考え抜いた末に現役続行を決めた村田は「辞めるのは簡単」と振り返り、自らと松坂を重ねた。
「あのまま辞めるのもひとつ、続けるのもひとつ。ボクも悩みました。人の意見は賛否両論。大輔はテストで入団しました。辞めるのは自分が決めること。ボクは自分で決めた道を自分で進んでいこうと思います」
松坂を象徴とした「松坂世代」に属する誇りがある。それぞれが結果を出し、世代の価値を上げてきた。世代最強打者・村田も、もちろんその1人。「松坂がやれば、最後まで松坂世代という名前で終われる」。松坂にかけたハッパは、もちろん自分にもかける。栃木から同級生の活躍を願い、NPBからのお呼びを待つ。