ロッテ・土肥、登板直後の2失点を反省も次回に生かす 井口監督も期待
「オープン戦、ロッテ4-10巨人」(7日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテの2年目左腕、土肥星也投手(22)が四回から2番手として登板。結果は3回を被安打3で2失点。「代わった最初の四回は、自分の中で慎重にいき過ぎたところがありました」と自戒を込めて振り返った。
先頭の田中俊に2-2から中前に運ばれ、続くゲレーロに初球の甘いボールを右前にはじき返された。
無死一、三塁。マギーにはフルカウントから左へ適時打を浴び、その後も岡本に左犠飛を許した。
五、六回は打者6人でピシャリと抑えただけに、悔やまれる3連打となった。
小林コーチからは「テンポが一定だった」と指摘された。「次の回からはテンポを変えて、慎重に行き過ぎずにバッターを上から見るような感じでいきました」と収穫も手にしたようだ。
2月24日、西武との練習試合(春野)ではやはり2番手として登板し、2回を打者7人で被安打1、無失点。手薄な左の先発候補に名乗りを上げていた。
「今日はボールは悪くなかったと思います。コースを狙い過ぎたのは反省です。2点取られましたが、自分の中の感じは悪くなかったです。長いイニングを投げても、後ろを考えずに打者1人、1人を抑えていく感じでやっていきたいです」。
井口監督は「代わったばかり(のところ)で抑えてアピールしてほしかった。次回、チャンスはある」と伸び盛りの2年目左腕に期待していた。