前巨人の村田「野球を続けたい思いを抑えることができなかった」BCリーグ栃木入団会見

 前巨人で独立リーグ、ルートインBCリーグの栃木ゴールデンブレーブスに入団した村田修一内野手(37)が9日、栃木県小山市内のホテルで入団会見を行った。

 50人以上の報道陣が集まる中、村田はグレーのスーツ、金色のネクタイ姿で会見場に登場した。引き締まった表情で「10月の戦力外を受けて、長い間考えることがあった。野球を続けたい思いを抑えることができなかった」と経緯を説明。そして「嫁の実家が小山にあるというゆかりの地でもあります。これから先、どういう道を歩むか分かりませんけど、ゴールデンブレーブスのために前に進み、野球に精進したい」と語った。

 村田は昨年10月に巨人を自由契約となり、移籍先を模索した。NPB球団からのオファーを待ちながらトレーニングを行ってきたが進展はなくBCリーグに加盟し、今年が2年目の栃木でプレーすることが決まった。横浜や巨人で活躍した強打者が、独立リーグでプレーしながらNPB球団への復帰を目指す。村田は昨季は118試合に出場し、打率・262、14本塁打、58打点。通算2000安打まで135本と迫っている。

 栃木は今月10日にキャンプインし、4月7日の群馬戦(敷島)で開幕を迎える。また5月11日~13日の3試合(小山)で古巣・巨人の3軍と交流戦を行う予定。

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