前巨人・村田が栃木入団会見「まだ野球がしたい。日々、野球に精進する」【一問一答】
前巨人で独立リーグ、ルートインBCリーグ栃木に入団した村田修一内野手(37)が9日、栃木県小山市内のホテルで入団会見を行った。
-今の心境。
「野球を続ける場所を提供していただき感謝しております」
-栃木を選んだ理由は。
「ゆかりのある土地で地域貢献を進めていきたい」
-背番号は25。
「プロ入ってからずっと付けている。好きな数字。大学の時も付けた。25を付けることができて感謝しております」
-決まるまでに時間がかかった。
「プロに入ってから駆け足で野球をやってきた。家族と一緒に人生を考える時間がなかった。いい時間をいただいた」
-家族からは。
「ユニホームはまだ来て欲しいと言われた」
-NPBなら今はオープン戦。体の仕上がり具合。
「NPBのオープン戦で野球ができるぐらい仕上がっている。1月、2月で体は仕上がっている。練習を見ていただければ分かる」
-どんなプレーを見せたいか。
「チームに貢献する。元気な以上は試合に出続けることを目標にしたい」
-独立リーグでのプレーに懸ける思いは。
「チームの勝利に貢献する。それを大前提に野球をしていきたい。(NPB復帰は)僕が決めることではない。誘いがない限りは戻れない。日々、野球に精進する。それだけ」
-現役引退も含めた今回の決断について。
「チャレンジすることは間違いではない。話がない時点でやめて次のチャレンジもある。(しかし)まだ野球がしたいという気持ちが一番上に立った。やめるのはいつでもできる。続けるだけの気持ちも体もある」
-同級生といろいろな話をした。
「地元に帰って同級生と酒を交わす機会があった。(高校、大学の)同級生と酒を交わす機会もあった。『このままやめるのは寂しいから』という話をされた。僕がやめると決めた時は、周りの人に『お疲れさん』と言ってもらいたい」
-決まって子供たちの反応は。
「頑張ってという話もありました。単身でこっちに来ますけど、(栃木に)親戚がいるのは支えになる」
-栃木に入ってファンとの触れ合いについて。
「球場に来ていただければ触れ合える機会も多い。間近で見てもらって皆さんでご判断していただければ(笑)。真摯(しんし)に対応します。スマイルを振りまければいい(笑)」
-5月には古巣の巨人(3軍)と交流戦を行う
「1軍の選手はいませんので。僕がいた球団とは別の球団と思って。別の球団と古巣という感覚は僕の中では全くないです」
-NPBでの2000本安打について。
「(NPBに)復帰することができないと積み重ねることができない」