日本ハム清宮に迷い 4三振でオープン戦19打席無安打 開幕1軍の道険しく
「オープン戦、日本ハム1-1DeNA」(11日、鎌ケ谷スタジアム)
日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(早実)が、プロの壁にぶち当たった。
2軍の本拠地、鎌ケ谷でのオープン戦に「7番・指名打者」で2試合連続のスタメン出場。第1、第2打席はDeNAのドラフト1位・東(立命大)の前にタイミングが全く合わず、2打席連続で空振り三振を喫した。
六回は、高校時代のライバルだった桜井(日大三)と対戦。2球ファウルで追い込まれると、外角直球で見逃し三振。スライダーを意識したのか、バットが出なかった。16年秋の東京都大会決勝で、5連続三振を喫した因縁の左腕。苦笑いを浮かべてベンチへ引き上げた。
九回の第4打席は、進藤と対戦。この試合初めて右腕と向き合ったが、迷いを隠せず、直球に振り遅れて空振り三振。屈辱の4三振に、帽子を取って唇をかんだ。
「調子が悪い感じは全くない」と話していたが、これでオープン19打席、15打数無安打となった。開幕1軍への道が険しい状況となってきた。