ロッテ・ドラ1安田154キロ撃ち犠飛 清宮には「しっかり休んで」
「オープン戦、ロッテ4-5オリックス」(14日、ZOZOマリンスタジアム)
力強いスイングだった。1点を追う七回無死三塁。途中出場のロッテ・ドラフト1位・安田(履正社)が、3-2から8球目の154キロ内角速球を捉え、一時同点となる左翼への犠飛を放った。「ヒットは出なかったけど、最低限フライを上げることができた」。6日・巨人戦でのサヨナラ安打に続く2打点目となった。
前日13日の試合後。室内練習場で高速打撃マシンを相手に、しかもマシンに近づいた位置から打ち込んだ。「速い球に差し込まれないように、腰の回転でコンパクトに振るのを心がけています」。速球対策が奏功した。
同級生の日本ハム・清宮が緊急入院したことについて「本人がどう思っているか分からないけど、しっかりと休んでほしい」と話し、こう付け加えた。「(自分は)今のところ大丈夫。ケガには気をつけたい」。笑顔でまた、室内練習場に向かった。