ロッテ・ドラ4菅野プロ初“猛打賞”“ミスターダブル”エンジン全開
「オープン戦、ロッテ3-5巨人」(18日、ZOZOマリンスタジアム)
“ミスターダブル”がエンジン全開だ。
七回、2死二塁。ドラフト4位・菅野(日立製作所)が左腕戸根の137キロストレートを捉えた。
打球は長野の頭上を越えて、一度は勝ち越しとなる二塁打となった。一回に右腕野上から左へ二塁打、九回にも左腕の高木から中前に運んだ。プロ初の“猛打賞”に「右、左は関係ない。自分のスイングで打つことができている。自信になります」。二塁打はオープン戦4本目。明大時代は28二塁打をマークしてリーグ記録を作った。
角中が右腰背部の違和感、清田が左足の軽い肉離れで2軍調整中。菅野はそのパンチ力で開幕スタメンを狙う。「(レギュラーを)取れるように1年間通してアピールしたい」。171センチの小兵が力強く言い切った。