ソフトバンク王会長「彼に打ち取られると悔しかった」 星野氏偲ぶ
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ソフトバンクの王貞治球団会長が19日、都内で営まれた1月4日にすい臓がんのため死去した星野仙一氏(享年70)=楽天球団副会長=のお別れの会に参列した。
現役時代に王、長嶋との対決に闘志を燃やし星野氏について「逃げないピッチャー。どんどん攻めてくる。武士の戦いみたいに名乗り合っての一騎打ち」と表現。自身は現役時代に「彼に打ち取られると悔しかった。あした、彼との戦いという時は『よし』という、いつもと違う気持ちになった」と明かした。
そして王会長は「これからの野球界に彼の熱い思いは、ずっと長く受け継がれていくと思います」と期待。そして「野球界全体でプロもアマも垣根なく、引き継いでいかないといけない」と闘将の遺志を継ぐことが必要だと訴えた。