智弁和歌山・高嶋監督 智弁学園との兄弟校対決を期待「命がけでいきます」

室内練習場での練習を終えグラウンドの様子を確認する智弁和歌山の高嶋監督(左)と中谷コーチ(撮影・持木克友)
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 第90回記念選抜高校野球大会(23日開幕・甲子園)の出場校の甲子園練習は20日、雨のため室内練習場に移して行われた。

 智弁和歌山(和歌山)は、順調に勝ち進めば系列校の智弁学園(奈良)と準々決勝で対戦することになる。高嶋仁監督は「当たったら、負けるわけにいかんからね。命がけでいきます。実際に当たるようになれば、盛り上がるでしょうしね」と気合を入れ直した。

 両校は2002年夏に1度、甲子園対決を実現し、智弁和歌山が勝利している。当時を振り返り「命がけですからね。選手には、『負けたらどうなるか分かってるやろうな』と伝えていました」と、ゲキを飛ばしていたことを明かした。今大会も組み合わせ抽選会の前夜、智弁学園・小坂将商監督を交えて会食したそうで、気合い十分のようだ。

 初戦は大会3日目の第2試合で富山商と対戦する。

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