智弁和歌山・高嶋監督、ドラフト候補・林にバックスクリーン弾指令
智弁和歌山の高嶋仁監督(71)が20日、高校通算33本塁打の今秋ドラフト上位候補・林晃汰内野手(3年)にバックスクリーン弾指令を出した。
「バックスクリーンへ打て、と言っている。マークされるけど打ってくれるでしょう」。教え子の中で「(能力は)3本の指に入る」と評価する主砲に奮起を促した。
林は「タイミングさえ合えば、どの方向にも打てる。最低3本塁打を打て、と言われているし、自分の打撃をしたい」と自信を見せた。練習試合解禁後は、5試合で4本塁打。室内練習場でのティー打撃では鋭いスイングで好調ぶりを示した。
昨夏の甲子園で、中堅左へ本塁打を放った左の大砲。本領発揮すれば、94年以来2度目の春制覇も夢ではない。