駒大苫小牧にアクシデント 野手がノックで送球右目に当て救急搬送
「選抜高校野球・2回戦、駒大苫小牧-静岡」(24日、甲子園球場)
駒大苫小牧(北海道)が試合開始直前にアクシデントに襲われた。7番・一塁で出場予定だった道原慧外野手(3年)が試合前ノック中、送球を右目に当てて西宮市内の病院へ救急搬送された。
両チーム出場メンバー表の交換をした後だったが、高校野球特別規則により、出場選手を変更。代わりに福岡爽太内野手(2年)が入った。
大会本部によると、診察の結果、外傷性前房(ぜんぼう)出血と診断された。右目の下に傷があり3針縫った。骨折はしていないが、目の奥や表面に血がたまっている状態で2、3日後に再検査するという。
道原外野手は大会本部を通じて「チームに迷惑をかけた。負けたので夏に向けてチーム一丸となって、この負けを返したい」とコメントを発表した。