ロッテ・酒居が6回2失点、開幕3戦目先発へ順調 打線は“足攻”から一挙4点
「オープン戦、中日2-7ロッテ」(25日、ナゴヤドーム)
ロッテは開幕3戦目の先発が予想される2年目の酒居が6回を投げ、5安打で2失点とまずまずの投球を見せた。
三回まで1安打に抑えてきた酒居だったが、四回につかまった。1死後、ビシエドに143キロのストレートを右中間に運ばれ、二塁打。福田をフォークで空振り三振に仕留めたが、高橋に左へ適時打を運ばれ、さらに松井雅にも左への適時打を浴びた。
酒居は前回までオープン戦計11回で無失点。15イニング目にして初めて得点を許したが、それでもこの2点だけ。球数も99球で、100球をメドに登板しており、うまくまとめた。開幕3戦目の4月1日・楽天戦(ZOZOマリンスタジアム)へ向け、順調に仕上げてきた。
打線は六回、2番手・吉見を相手に“足攻”を見せた。1死後、鈴木と菅野の連打で一、三塁。一走・菅野が二盗を成功させる間に、三走・鈴木が本塁を陥れた。
さらにたたみかけた。田村の適時打と荻野の2点打で一気に4点を奪った。
ロッテは2番手・田中、3番手・益田、抑え候補のシェッパーズがともに1回を三者凡退で退けた。