大阪桐蔭ドラ1候補コンビ活躍 藤原痛みこらえ2安打、根尾は2安打3打点!
「選抜高校野球・2回戦、大阪桐蔭14-2伊万里」(26日、甲子園球)
大阪桐蔭の今秋ドラフト1位候補コンビが大勝へ導いた。
右膝痛を抱える藤原恭大外野手(3年)は、痛み止めを飲んで初の4番で先発。二回には右前への打球で一気に二塁を陥れる好走塁を見せた。「まだまだいける」と次戦へ手応えをつかんだ。
根尾昂内野手(3年)は一回2死二塁で左中間へ適時三塁打を放つなど、2安打3打点だ。「夏も甲子園があるとは考えていない。これっきりと思って悔いのないようにしたい」と話した。
超高校級の2人に伊万里の先発・山口修は「とにかくすごかった。スイングスピードが速くて」。捕手・梶山もスイングで風を切る音に驚がく。「ブンって音です。根尾のフルスイングは、当たったらどこまで打球が飛んで行くんだろう」と興奮気味に振り返った。
阪神・畑山チーフスカウトは「藤原は実績があるし、上積みを期待したい。根尾は遊撃手らしく成長している。彼は遊撃にこだわらず、いろんな可能性を見たい」と揺るがぬ評価を口にした。