聖光学院 神奈川勢に5戦全敗 福島県勢でも8戦全敗で斎藤監督「出直しです」

先発投手の聖光学院・高坂=甲子園(撮影・中田匡峻)
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 「選抜高校野球・2回戦、東海大相模12-3聖光学院」(27日、甲子園球場)

 聖光学院が東海大相模に敗れ、神奈川勢との対戦はチーム5戦全敗となった。

 開幕戦に勝利し、迎えた2回戦。初回に横堀航平外野手(3年)の二塁打を足がかりに1点を先制したが、その裏、先発の高坂右京投手(3年)が斎藤礼二投手に右越え3ランを浴びるなど強力この回6失点。試合前、斎藤智也監督(54)は「5、6点の勝負したい」と語っていたが「負ける時の最悪の形になってました。高坂が目先を変えてどこまでやってくれるかと思ったけど、初回で決まった」と振り返った。

 この日の敗戦で聖光学院は05年、夏の甲子園から神奈川勢との対戦は5戦全敗。福島県勢でも1971年の夏の甲子園で磐城が決勝戦で桐蔭学園に敗れてから8戦全敗となった。

 前日のミーティングでは「そろそろ福島県勢が勝たないと。『5度目の正直だ』」選手に期待をかけたが斎藤監督は「出直しです」と、夏への雪辱を誓った。

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