「イースタン、巨人０－６ヤクルト」（２７日、ジャイアンツ球場）

　１軍の開幕ローテ入りが決まっているヤクルト・原樹理投手が、３安打完封勝利を挙げた。最速１４８キロを計測した直球、カットボールなどの変化球も制球よく織り交ぜて三塁も踏ませず。１１４球で投げきった。

　１軍開幕前の最終登板でシーズンへ弾みをつける好投。「テンポよく投げられたことがよかった。（捕手の）古賀も投げやすい間を作ってくれた。試合に勝つという前提で、ゼロに抑えられた」と納得の表情で振り返った。高津２軍監督も「腕も振れていた。いいスタートができるのでは」と評価した。

　本拠地開幕となる４月３日の広島戦（神宮）で先発予定。「ここまで来たら何も変えることはない。心も体も万全でいけるかになってくる。調整して、気持ちを上げていって、体調を崩さずにやること」と準備万端の様子だった。