オリックスT岡田、4年ぶり開幕2軍 和製大砲抜きも福良監督前向き
オリックスのT-岡田外野手(30)が開幕1軍メンバーから外れたことが28日、明らかになった。前日に続きこの日もウエスタン・中日戦(ナゴヤ)に出場したが4打数1安打に終わった。T-岡田の開幕2軍は2014年以来4年ぶり。昨季12球団日本選手最多タイの31本塁打を放った大砲抜きでの戦いを強いられることとなった。
福良監督は「本人もあのまま(1軍に)来ても調整不足というのはあるでしょう。脇腹もあったし、頭に死球もあったから」と説明した。キャンプは右脇腹痛の影響で2軍落ちし一度も実戦出場がなかった。7日の教育リーグ・ソフトバンク戦では頭部死球を受け途中交代。打席数が絶対的に不足していた。
主砲抜きでも指揮官に悲壮感はない。キャンプから高いレベルの競争をテーマに掲げて取り組んできた。代わりの選手はいる。「去年までなら無理にでもTを入れているところ。今年はそれがない。小谷野も中島も調子いいし。ベストメンバーで行きますよ!」と前向きだった。