日本ハム・中田 “雄星撃ち”を宣言「全員で打ち崩して、勢いに乗りたい」
日本ハム・中田翔内野手が29日、札幌ドームで行われた開幕前最後の全体練習に参加した。30日の開幕戦、西武の先発は、球界を代表する左腕・菊池雄星。「全ての球が一級品」と実力を認めながら、「全員で打ち崩して、勢いに乗りたいです」と力強く誓った。
昨年の対戦成績は5打数1安打、打率200。最速158キロの直球に、高次元の変化球を駆使されれば一筋縄ではいかない。それでも「甘いボールはくると思うので、集中して打席に立ちたいです」と4番の意地を見せる。「プラス思考でやっていきたいです」と明るい表情で語った。
昨季は129試合の出場で打率・216、16本塁打、67打点と悔しい結果に終わった。「ワクワクしていますし、チームとしても個人としても準備はできたと思います。また去年とは違う中田翔を見せられると思います」。主砲が“雄星撃ち”を体現し、チームを上昇気流に乗せる。