巨人・由伸監督“足攻”でメッセ攻略だ 1番陽岱鋼、2番吉川尚で揺さぶる!

 巨人は“足攻”を難敵・メッセンジャー攻略の足がかりとする。29日、本拠地・東京ドームでの開幕前日練習を終えた高橋由伸監督(42)は「チームも、選手個人も少しずつ成長している」と底上げへの手応えを示し、昨季は黒星をつけられなかった助っ人右腕撃破へ向けた戦略の一端を明かした。

 「クイックだったり、色んなことが下手な投手ではない。そう簡単にいかないかもしれないが、その場面に応じて積極的には行かせたい」

 26日に開幕スタメンを公表。昨季以上に足を使える選手が出場する。2番には快足が売りの2年目・吉川尚が入り、1番の陽岱鋼も走塁への意欲は高い。「メッセンジャーの経験も非常に怖い部分だが、逆に何度も対戦している相手。良くも悪くも知った部分も多い」と指揮官。揺さぶって勝機を探る。

 開幕スタメン野手の平均年齢は28・9歳。21歳の岡本、23歳の吉川尚が名を刻み、ドラフト5位の田中俊(日立製作所)、同3位の大城(NTT西日本)と2人の新人が開幕1軍入りを果たした。アピール合戦を制したヤングGに指揮官は「チームを変えるには新しい力が一番」と期待を込めた。若手、中堅、ベテランと世代的なバランスが整って挑む就任3年目。まずは虎を砕き、弾みをつける。

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