オリックス・西、サブキャラ返上だ!プロ10年目で初の開幕投手「チームに勢いを」
オリックス・西勇輝投手(27)は29日、プロ10年目で初となる開幕投手へ向けて意気込みを口にし、サブキャラ返上で主役になることを誓った。
「(このチームに)9年いてCSに1回しか出てない。自分が中心となっていけるときもなかった。いつもサブキャラの感じだった。今回は開幕を任されたし、しっかり自分が先陣を切って、チームに勢いを与えられるような投球を心掛けたい」
エース金子の陰に隠れるように2番手として支えてきた。昨季は左手骨折のため途切れたが、一昨年まで3年連続2桁勝利も記録。実績も積んだ。福良監督は「今年は西にチームを引っ張ってもらおうかなと思っています」と大役を託した思いを口にした。もう遠慮は要らない。開幕戦から背中でチームを引っ張るつもりだ。
「変に意識することはないですね。ありのまま。自分の力を出すだけ。自分自身ワクワクしてる。平常心で臨みたい」。主役になった背番号21が堂々と昨季の覇者に立ちむかう。