巨人高橋監督 二回にリクエスト行使も失敗 長野の特大飛球は惜しくもファウル

 「巨人-阪神」(30日、東京ドーム)

 巨人・高橋監督が二回、長野の打球を巡って、判定に異議がある際に監督が映像による検証を要求できる「リクエスト」制度を初めて使用した。 阪神の2点リードで迎えた二回、1死で長野が打席に立った。1-1から3球目、内角低めの140キロをフルスイング。高々と舞った打球は左翼ポール付近に飛んだ。ポールのわずか左を抜けたようで、三審・深谷はファウルの判定。審判団は協議した末にリプレー検証しなかったが、高橋監督は主審の木内にリクエストを要求した。数分のリプレー検証を行い、判定通りファウルとして試合再開。長野は空振り三振に倒れた。

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