巨人・菅野 悔幕…7回12被安打5失点「悔しいし、申し訳ない」
「巨人1-5阪神」(30日、東京ドーム)
絶対エースが崩れた。開幕戦3戦3勝の数字を引っ提げてマウンドに立った巨人・菅野智之投手が、まさかの7回5失点。自己ワーストの12安打を浴び「143分の1とは思っていなかったし、期待に応えられず悔しいし、申し訳ない」と険しい表情で話した。
二回に福留に先制弾を浴び、リズムを失った。「福留さんには全部がいい当たり。一選手として、ちょっと情けない」。早いカウントから積極的に振ってくる虎打線にことごとく痛打され「意図を持った攻撃というか…」と声を落とした。
斎藤投手総合コーチは「滑り出しは良かったが、福留の一発が効いた」と想定外の結果に渋い表情。黒星発進となった昨季の沢村賞右腕は「結果をしっかりと受け止めて、次に向けて頑張ります」と力を込め、球場を後にした。