DeNA3戦目は1番・神里&7番・桑原 開幕連敗にラミ監督断
「DeNA3-5ヤクルト」(31日、横浜スタジアム)
8年ぶりとなる開幕2連敗。DeNAのアレックス・ラミレス監督(43)は早くも不動の1番を代える決断を下した。2点を追う九回2死一、二塁。「勝つために何かをしないといけないので代打を出した」と、桑原に代えて佐野を打席に送った。
結果は二ゴロで敗戦。それ以上に、オープン戦から不調とはいえ、昨季143試合で1番を担った桑原の交代は、チームの異常事態を示す。指揮官は「明日は神里を1番で使う。チーム全体のウエークアップコールにする」と、1日はドラフト2位・神里(日本生命)を1番、桑原を7番で起用するとした。
この日、プロ初安打と初打点を記録した神里は「期待に応え、チームが勢いづくプレーをしたい」と意気込む。勝利だけを目指す新シーズン。わずか2試合で着手するてこ入れは、功を奏するのか…。