ソフトバンク、千賀が誤算で3連敗「先に失点してはいけなかった」 則本は1000奪三振
「楽天7-2ソフトバンク」(6日、楽天生命パーク宮城)
ソフトバンクは先発の千賀滉大投手が3回2/3を6失点と誤算で3連敗を喫した。千賀は今季初黒星(未勝利)。
楽天の先発はエース則本とあって、投手戦が予想されたが、強く振る雨の影響もあってか序盤から試合は動いた。初回にペゲーロに1号2ランを被弾。1点差に詰め寄った直後の三回には今江と銀次に連続で適時打を許して反撃ムードに水を差した。
千賀は球団を通じて「相手投手の事を考えると先に失点してはいけなかったです。最低でも、初回の2点だけに抑えなければならなかった。ゲームを作れず野手の皆さんにも申し訳ないです」と反省の弁を残した。
楽天の則本は三回に内川から通算1000個目となる三振を奪った。史上147人目。初奪三振は2013年3月29日のソフトバンク戦(ヤフオク)だった。958回での達成は、藤川球児の771回2/3、野茂英雄の871回、石井一久の913回、江夏豊の940回に次ぎ、史上5番目のスピードとなった。打線の援護を受け、8回2失点9奪三振で今季初勝利を挙げた。