巨人、今季初のカード負け越しで4位転落 由伸政権初の屈辱15失点

5回、ヤクルト打線につかまる巨人・高木京介=神宮(撮影・金田祐二)
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 「ヤクルト15-8巨人」(7日、神宮球場)

 巨人は投手陣が崩壊し、今季初のカード負け越し。4位に転落し、勝率5割に逆戻りとなった。

 先発の田口麗斗投手は生命線の制球が定まらず、2回1/3を6安打6失点でKO。2番手の谷岡、3番手の高木も四球から崩れる悪循環で、五回までに今季初の2桁となる10失点となった。

 六回にも4点を加えられ、八回にも4番手の篠原が西浦にソロ被弾。15失点は09年5月19日の日本ハム戦以来9年ぶり。由伸政権のワースト記録となった。

 打線は、小林が1号満塁本塁打を含む3安打4打点と気を吐いた。開幕から好調のバットで、打率・667に上昇。だが、大量失点での惨敗に、捕手として表情はさえなかった。

 前日のエース菅野に続き、昨季13勝の田口も開幕から2戦連続で白星をつかめず。自慢の2枚看板が不安を露呈し、高橋監督の表情にも苦悩の色がにじんだ。

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