1686日ぶり歓喜!! DeNA・バリオス移籍初星 連敗止めた最下位脱出だ
「広島2-4DeNA」(7日、マツダスタジアム)
積み重ねた努力がチームの窮地を救った。バリオスが6回1/3を1失点で移籍後初勝利。「DeNAで1勝を挙げられて本当にうれしい」と喜びを表した。
初回から変化球を中心に、三回1死三塁の危機も抑えるなど粘りの投球。その背中が嶺井の2ランなど打線の奮起を呼び込み、チームは連敗を3で止めて最下位も脱出した。
先発陣の故障で巡ってきた開幕ローテ。3月31日のヤクルト戦は4回4失点KOも「ブルペンで2ストライク後の決め球を想定してやってきた」と必死の調整で、この日は無四球の内容だった。
ソフトバンク時代の13年8月25日の西武戦以来、1686日ぶりの勝利。「(独立リーグや育成時代の)約4年間の下積みが今日の結果につながった」。寡黙な右腕は、少しだけほおを緩めた。