西武が開幕8連勝 27年前に経験した辻監督は「まったく覚えていないです」
「西武7-4オリックス」(8日、メットライフドーム)
西武が七回、一挙6得点で逆転勝利を収め、91年以来、27年ぶりとなる開幕8連勝を果たした。27年前に主力選手として活躍していた辻発彦監督(59)はテレビ中継のインタビューに当時のことは「まったく覚えていない」と振り返った。
先発ウルフが先制を許しながらも6回2失点で試合をつくり、七回に外崎の2点打など打者一巡の猛攻で6点を奪い、一気に試合をひっくり返した。
いい流れでの勝利に「うれしいですよ。やっぱり。ここまでずっと連勝していることは非常にうれしいことですけど、まだまだ先は長いですから」と結果は素直に喜んだ辻監督。自身が選手として活躍していた27年前の開幕8連勝については、「まったく覚えてないです。だから連勝というよりも、選手達は本当に、我々もそうですけど、その日その日、どうやって勝つか、その1勝をとりにいってますから」と連勝記録は意識せず、一戦必勝を強調した。
今後についても、「1試合に集中して勝利できるように頑張ります」と気を引き締めていた。