東洋大・上茶谷が開幕戦で初先発初完封 プロスカウトも熱視線

 「東都大学野球、東洋大9-0中大」(9日、神宮球場)

 リーグ3連覇を狙う東洋大が、快勝で幸先のいいスタートを切った。今秋ドラフト候補でリーグ戦初先発の上茶谷大河投手(4年・京都学園)が被安打6、16奪三振で初完封。開幕マウンドを託された右腕が起用に応える快投を見せ、杉本泰彦新監督の初陣を飾った。

 全12球団スカウトが視察する中、エンジン全開だった。この日最速148キロの直球と今年のオープン戦から取り組んできたスプリットを軸に中大打線をシャットアウト。最終回にも140キロ台中盤を計測し、球威は衰えず。「コーナーには投げ分けることができていた」と自身リーグ戦初勝利に笑顔を見せた。

 最終学年から存在感を表した右腕にネット裏からも熱視線が注がれた。阪神・吉野スカウトは「ボールに力がある」と高評価。優勝へ向け、甲斐野央投手(4年・東洋大姫路)、梅津晃大投手(4年・仙台育英)らとともに強力投手陣の柱となる。

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