日本ハム・清宮 公式戦空振り三振デビュー 2軍「5番DH」1打席で交代
「イースタン、西武3-0日本ハム」(10日、メットライフドーム)
日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18)=早実=が10日、イースタン・西武戦(メットライフ)に5番・指名打者で出場。公式戦初打席は空振り三振に倒れ、予定通り1打席で交代した。
限局性腹膜炎で離脱後、初めての実戦。二回、1死無走者で打席に入ると、客席から大きな拍手が送られた。西武・南川に対し、2-2からのチェンジアップに空振り三振。結果は出なかったが「1カ月打席に立っていなかったので、打席での考え方や雰囲気を感じられた」と収穫を口にした。
オープン戦では、15打数無安打8三振とプロの壁にぶち当たった。体調も崩し、2軍での生活を送ることになったが「いろいろ考えることもあって、いい時間です」と前向きな姿勢は失っていない。
11日の同戦は、途中出場で複数打席に立つ予定。2軍戦でも多くの報道陣に囲まれたルーキーは「目の前のことを一つ一つクリアしていきたい」と決意。1軍昇格を目指し、結果を追い求めていく。