オリックス・金子 背信4失点KO 通算1500奪三振も笑顔なし
「オリックス2-4楽天」(10日、京セラドーム大阪)
連敗ストッパーを期待されたオリックス・金子が、5回4失点でKO。1点ビハインドの三回2死二塁の場面では、ペゲーロを追い込みながら右中間に完璧な一発を浴びた。
初回にはペゲーロから通算1500奪三振を達成したが、直後に先制点を許した。2点差に追い上げた直後の五回には、自らの暴投で追加点を許した。
5回91球での交代に福良監督は「球数というか、まだ(逆転の)チャンスあるかと思って」と説明。柱を期待された男にとっては屈辱的な降板となった。
金子は「(監督が)安心して任せられるような投球をしていないということ。しょうがないです」とうなだれた。エースの背信で連敗は5に伸び、2016年以来の最下位に転落した。